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珍プレーの弊害・審判が [野球]

  高校野球で起きた珍プレー(詳細は8月13日の日記で)の弊害が起きたとの情報が入りました。それが、こともあろうに審判が。

 その審判氏、2死3塁で打者ショートゴロ、6-3と送られ3アウト。何事もなく3アウトでチェンジですが、なんと、スコアボードに‘1’と書き込んだらしいのです。監督が抗議したところ「1塁のアウトより、3塁走者の本塁到達の方が早かったから」と説明。幸いこの試合は2人制で、もう一人の審判がすぐ訂正し事なきを得たらしいのですが、昨日今日審判を始めたとは思えないベテランだったそうです。

 余程、夏のあの珍プレーが頭に残り意識過剰になっていたのでしょうか。それにしても、『フォースアウト』と『アピールアウト』が一緒になってしまうとは、どうしちゃったのでしょう。

 ちなみに、『フォースアウト』は、打者が内野ゴロを打ち、1塁へ到達するより早く、ボールが1塁へ送られアウトになる。1塁走者が内野ゴロで2塁でアウトになるケース等、“到達する前に”がフォースアウト。これらの『フォースアウト』の場合は、それより早く走者が本塁へ到達していても得点にはなりません。少年野球の子供でも知っているはずです。

 『アピールアウト』の代表は、走者がヒット&ランで、または、打球に惑わされ飛び出した走者が、帰塁(占有していた塁に帰る)するよりも早く、捕球→送球でアウトになる“帰塁するよりも早く”がアピールアウト(このアウトをフォースアウトだと勘違いしている人もいます)
 このケースでは、高校野球であったように、アウトよりも早く本塁へ到達していれば得点になります(アピール権は残りますが)
 
 試合の途中、「もし突然ルールが分からなくなったらどうしよう」と思うことが時々ありますが、その審判氏、本当にそうなっちゃったのですね、心配です。


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